私の道具

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「 筆 (ふで・ひつ) 」

偉大な道具である。
柄の部分と毛の部分からなり、毛の部分に墨や顔料をつけ、字や絵をかくことことができる。

私の場合、筆は絵を描く道具に使うことが多く、
文字を書くのに最近はもっぱらパソコンを使ってしまっている。
そして絵が描かれるとき、筆は単に顔料を紙につける道具なだけではなく、
そのストロークが絵が生まれている瞬間の時間の流れや、
作家の呼吸を伝える雄弁な道具となっているのだと思う。

私が絵を鑑賞するとき、描かれた筆跡をじっくりと眺めては、
力強さやスピード感、その作者の息づかいを想像するのが、楽しみのひとつでもある。
筆跡をたどることで、作者と自分が一体化するような感覚であろうか。

私が筆をこのブログで自分の道具に選んだのは、身近な道具であることはもちろん、
伝える道具としての筆が、繊細で強力な力を持つように、
このブログのもつ「伝える力」を期待したいと思ったことが一因なのだと思う。

hude

  

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