白石普

suica

首を長くする

待ちに待った東京駅開業100周年のスイカが届いた。 昔はよく待ったもんだ。駅には伝言板があって、 待っても待っても待ち合わせた友人が来ないと 『先に行くぞ!』なんて書いて置いて行ったこともある。 20歳でイタリアに留学していた時は、 手紙の返事がくるのは約1ヶ月後だった。 いまはインター…

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鳥肌の立つとき

先日、ミュージシャンである友人のライブを観に行った。 シンフォニーホールでの高音質レコーディングを兼ねたジャズライブであったのだが、 久しぶりに鳥肌が立った。 彼とは、高校時代の同級生で、いまでも仲良くしていて今回のライブに招待してくれたのだ。 圧倒的な演奏は言わずもがな、み…

しごととかてい

ほはばをデザイン

ゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか。 東京は晴天が続き、外での仕事が多かった私は真っ黒に日焼けし、 会う人に「海外でも行って来たの?」などと云われますが、休みなしで働いています。 我々タイル職人は、雨だと仕事ができないことがあり、4月は雨が多く休みがちだった。 雨で突如仕事ができ…

toukyuuban

幸福の闘球盤

 3月29日に投稿された牟田さんの記事『欠かせない道具』を読み幼少期の記憶が蘇った。 「おー、子供のころよく肥後守で鉛筆削ったなぁ。」 いや、さして勉強をしなかった自分がそんなに鉛筆を削るはずがない。 では何を削っていたのだろうか。「あ、蝋石を削ってたんだ!」  子供の頃、蝋石は遊ぶための必…

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Icon

『ほはばのデザイン』のメンバー皆で、ひとりひとりアイコンを決めることになった。  私はアイコンという言葉に少しばかり思い入れがある。それは、アイコンという単語の語源となったイコンと関わりが深いからだろう。私の母は、現在日本で唯一のイコン画家なのである。  イコンとは、イタリアを中心とする西方のカ…

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海のしずく

『タイルびと』なるコラムを書き始めたのがちょうど震災直後、もう4年前のことだ。自らのモロッコでの生活を記した第1章、タイル職人として、もっとタイルを身近に感じてもらおうと書き綴った第2章。そのコラムの休筆から約2年が経ってしまった。休筆の理由はいろいろあるが、書かなくなるにあたって迷惑をかけられない…